ネタバレです。
ワンダと巨像→ICO
悪魔ドルミン 少女モノ 主人公ワンダ 角の生えた赤ちゃん
主人公イコ 少女ヨルダ 女王 影
ワンダと巨像:少女が死んでしまい、それを生き返すための方法として禁術悪魔ドルミンを復活させた。悪魔ドルミンは16体の巨像に封印され、1体倒すごとにワンダの体へ悪魔ドルミンは入っていき、筋力などがアップしていった。16体目倒した時点で、神官に殺され悪魔ドルミンが復活。城の封印術で悪魔ドルミンは封印されたが、後に赤ちゃんが残された。
ワンダと巨像に対する想像。悪魔や影はそれ単体では安定に存在できず、人の体の中に入ってこそ存続できる不安定な物。ワンダが殺されて意識が低下し、悪魔ドルミンが出てきたが、恐らく悪魔ドルミンにとっても不本意な復活であった。結果城に封印されたが、少しばかりワンダも悪魔ドルミンも残された、それが赤ちゃん。赤ちゃんの角は悪魔ドルミンの証。
赤ちゃんとモノに鳥も小鹿もよってくる。人の心を持たない純真無垢な2人、生前のモノもワンダもいなくなった。
ICO:10年に一度生まれる角の生えた少年はイケニエにされる、イケニエはイコで54人目。その少年が、女王の器となるヨルダと出会い、脱出を目指す。だが出ることは不可能。女王を殺し、ヨルダは女王となる。だが2人でワンダに出てくる海岸に流れ着く。
ICOに対する想像。イケニエは角=悪魔ドルミンを集めるシステムで、少年を殺し影を取り出す。その影をたくさん取り込んだ女性が女王。ワンダで悪魔を巨像が封印し、その巨像を城が封印していたように、ICOにおいても影を女王が封印し、その女王を城が封印していた。女王がもしかしたら巨像になるのかもしれない。
城が崩壊しヨルダは外へ出ることができたが、イコが船で流れ着いたにもかかわらずヨルダは漂流した。流れ着いたヨルダは人外の力を手に入れている。悪魔ドルミンが体に入ったワンダと、影が体に入ったヨルダは同じ。
最近ワンダ→ICO→ワンダでクリアしました。私の想像の備忘録ですが、私の質問を読んで感じることがあれば、できれば補足や意見ください。もっと突っ込んで考えるといい場所を教えてください。
たしかにドルミンとか女王とかの正体を考えると疑問点も浮かぶけど、はじめからああいう存在だったのでは無く多分もとは人間だったのでは無いかなと、私は思ってます。 ICOもワンダも舞台は古城だったり古の地だったり、人間をよせつけない場所ですよね、呪われた場所なわけですが、ただICOの時はヨルダと二人で逃げ出したのですが、ワンダはアグロがいるにせよ孤独ですね。
この2作に共通してることはゲームの舞台以外に外の世界があるということだと思います、そして外の世界の人々が寄り付かない呪われた地にワンダもイコも来てしまうのだけど、予期せぬ自体があったにせよ最後にはそれぞれの目的を達成しますよね、それは多分イコはイコ、ワンダはワンダで関係ない別々の人間なんだけど、呪われた少女の魂をもとに戻したいとかそういう精神的な部分が同じだったんじゃないかなと私は思います。
この地には多分、イコやワンダのほかにも同じような多くの人間が足を踏み入れたのだろうけど、彼らの時にその地の呪いが解かれたということは、彼らにはほかとは違う特別な何らかの力があったのかもしれません。
最後に建物が崩れ落ちるシーンがありますが、あれが呪いが解かれたという意味だと思います。
補足
考えてみるとICOもワンダもちゃんとしたハッピーエンドなのかよく分かりませんよね、でも私は感情移入してしまうプレイヤーなのでハッピーエンドであって欲しい、ハッピーエンドに違いないという思いが強くなってしまうんです。 でも実際は、儚さを感じる終わり方ですね。
ニエが村に生まれるのは「数十年」に一度で、10年に一度ではありません。そんな頻繁に生まれてちゃ村も大変ですしね。
僕はICOからやりました。宮部みゆきによる「ICO-霧の城-」というノベライズ版も出ています(が、これが公式設定というわけではないですけれど)。この小説はワンダとの関連こそ述べられてませんが1つの読み物としてとても面白いです(特にICOのゲームを遊んだ人なら)。「自分なりの"ICO観"が壊される」というなら読まないべきですが、そうでなければ一読をお勧めします。イコが城に来る前の村の様子・ヨルダや城の過去・橋の場所で石化してる角の生えた男のことなども細かく描かれていますし。
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