2012年4月29日日曜日

9月にICOとワンダと巨像が発売されますが、ps2版をやったことないのでよくわからな...

9月にICOとワンダと巨像が発売されますが、ps2版をやったことないのでよくわからないゲームですが

「神ゲー」とか「絶対買う」とか

かなり評価が高いコメントが多いのですが、どんなゲームなのでしょうか?また面白いですか?

ps3版を買ってみようかなと迷っています。







両作品とも面白いゲームです。

【ICO】

この作品の内容は・・・

・少女の手を引き、古城から脱出する。

これだけです。



シンプルな内容のアクション・アドベンチャーですが、「シンプルを極めた」といえる内容になっています。

・舞台となる古城の圧倒的な存在感。謎に満ちていて・・・限りなく美しい。

・「少女とともに」・・・という点が作品の最大のポイント。時には魔の手から少女を守り、時には城の仕掛けをともに解除する・・・。

アクションの要素もありますが、基本はパズルゲームのように仕掛けを解くことが主軸になっています。

海外の作品で『MYST』という作品も同様でしたが、ゲームとしては非常にシンプルなんです。しかし、『MYST』同様、ゲームに芸術性をふんだんに盛り込んだ姿勢が評価の対象になりました。画面上に数字や体力メーターさえも表示させなかったのは、美しさを損ねるから。少女の手を引いて歩いていると、ときに額縁に飾りたくなるような「絵画」のような光景を見ることが出来ます。



ゲームをクリアすることは当然なのですが、作りこまれた風景をゆっくり堪能するのもこの作品の魅力です。





【ワンダと巨像】

この作品の内容は・・・

(1)広大なフィールドを相棒の馬とともに探索する。

(2)「巨像」と呼ばれるボスと戦う。

この2点です。



さらに特徴として・・・

・数値によるレベルアップ要素がない。

・ザコ敵との戦闘がない。

・武器は終始、剣と弓のみ。

・基本的にアイテム探しなどもない。



上記から『ICO』同様、とてもシンプルな作品といえます。



しかし、作品の魅力として・・・

・フィールドの美しさ、作りこまれた世界観はハンパなく、ただ歩いたり馬で駆けたりするだけで楽しい。

・ボスである巨像との戦闘は、力任せでは絶対に勝てない。

・よって巨像の「倒し方」を模索するのがこの作品の【最重要課題】。



プレイヤーの発想力、想像力を試してくる内容になっており、なおかつアクションのテクニックを駆使する場面もあり、その高度な融合にて成り立たせている作品です。



先に述べたとおり、広大なフィールドでプレイヤーのなすべきことは非常にシンプル。

それだけに作品のなかに「自由度」が確実に存在しており、それをいかにプレイヤーが楽しむか。ここにこの作品の醍醐味があります。



この作品の攻略法は、是非ともプレイヤー自身で開拓していただきたいです。

そして模索し、悩みながらフィールドを駆けているうちに、この作品の魅力が染み出してくることに気づくと思います。

推理小説の結末を、読み前に知ってしまうほどむなしいものはありません。この作品も同じですね。

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