2012年5月1日火曜日

楽しみが分かりません。

楽しみが分かりません。

ワンダと巨像を買おうと思いYoutubeなどで戦うシーンを見たのですが必ず最後は気絶?するのですか?防具とかは?ちょっと楽しみ方がいまいち分かりません。どなたか魅力を教えて下さい。



確かに画像がとてもきれいなんですが・・。







この作品は動画サイトなどで閲覧するだけでは、面白さが半分も伝わらない作品です。



世界観の素晴らしさ、映像の美しさ、漂う雰囲気の独自性・・・などの魅力は、ただ傍観するだけでも感じるでしょう。



しかしながらこの作品の最大の魅力は

・プレイヤーが一歩一歩踏みしめながら、困難を乗り越える。

・巨像との戦いでは、プレイヤー自身が攻略法を見出し、コントローラーテクニックを駆使して、それを成し遂げる。

・プレイヤーが自由な視点/角度で見渡し、広大かつ美しい世界を「感じる」。

(「見る。」のではありません)



確かに主人公のレベルアップや装備の強化などの要素はありません。

ですが、様々な困難に立ち向かうたびに、おのずと攻略法が頭に浮かぶようになってきます。ゲームのコツを掴んでくるのですね。このなんともいえない達成感、というか充実感の高揚ぶりは見事です。



・数学の方程式を解くコツをつかむと、「よっしゃ、次の問題来い!」みたいになんとなく面白くなってくる

・ジグソーパズルにおいて最初は雲をつかむスタートだが、先が見えてきた終盤は気分が高揚してくる



・・・こんな感じで、RPGのような画面内の主人公が数値的に成長するのではなく、画面の外の「プレイヤー自身」が成長する作品なのですね。

すでにご存じの通り、美しい世界を持つ芸術性の高い作品であり、「芸術に触れることのできる作品」といえます。



実際、巨像の背中に乗って振り落とされないように体毛を掴んでいるとき、コントローラー越しにホントに掴んでいる感触が得られるほど。べたつくほど手に汗握ります。

巨像に渾身の一撃を見舞うときの力の入れようと言ったら・・・想像以上です。必要以上にボタンを強く押していることに気づきます。つい「オリャー!」と言ってしまいます。



プレイした方でないと理解できないかと思いますが、これが「作品に触れている」・・・ということですね。

映画や絵画ではなく、「ワンダと巨像は、ゲームである」ということが大事です。

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